「村に返った亀甲織」

2010年2月16日  投稿者:まるゆ

2月は、町民音楽祭やいわて雪まつりなど冬のイベントが様々行われていますが、今日は14日に行われた第7回雫石町民劇場を紹介したいと思います。

第7回目の今年の演目は「村に返った亀甲織」。大村地区に伝わる亀甲織を、百姓が着るようなものではない、と役人に禁止され、それを村人みんなで取り返すという、郷土愛にあふれたストーリーです。

 昨年までは演出などをプロから指導していただいていましたが、今年は演出、音響、照明まですべてを自分たちで行った「町民による手作り劇場」となりました。

出演者・スタッフ、総勢120名はみ~んな、雫石町民または町内勤務の方たちばかり。

中には見知った顔も…あら、(有)わかふじ農産の社員の人もいますよ。いつもとは違う表情で、すっかり役になりきっていますね。

出演者のみなさんは、昨年11月から練習を重ね、本番に備えたそうです。その甲斐があってか、当日は天気もよく、地元高校の芸術鑑賞教室として、高校生やたくさんの町民で会場は満員となりました。

涙あり、笑いありでお客様も劇を楽しんでいたようです。

もちろん、スタッフ・キャスト、みんなが緊張の本番でしたが、全力を出し切って、とても満足そうでした。

本番前の最後の練習です。

本番前の最後の練習です。

(有)わかふじ農産の社員の方も出演されました。役になりきっています。

(有)わかふじ農産の社員の方も出演されました。役になりきっています。

町内から多くの方々来場しました。出演者たちが、お客様をお見送りしています。

町内から多くの方々が来場しました。出演者たちが、お客様をお見送りしています。

さて、この日は午前、午後の2回公演ということもあり、商工会会員による団子やヨーグルトなどの物品販売も行われました。会場の野菊ホールでは売店がないため、来場者サービスとして、このように販売が行われることがあります。

この日は、劇にちなんで、「しずくいし麻の会」による亀甲織展示販売コーナーも設けられました。しずくいし麻の会では、栽培から糸おみ、織り、そして商品の製造までの全てを行っています。特産品コンクールでは数々の受賞歴があり、その活動が表彰されています。

劇中でも、織り方をおばあさんから教わるシーンがありますが、実際に明治、大正を経て、技術の伝承が途絶えてしまい、「幻の織物」といわれるようになりました。その技法を昭和40年代に故加藤ミツエさんが義姉とともに復元し、今、ここに継承されてきているわけです。

劇では、村人みんなで役人からこの織物を取り返したわけですが、今では役場も町民もいっしょに、この亀甲織を大事に継承し、特産品として、広めたいとがんばっています。

筆入れ、名刺入れ、携帯電話ポーチ、バックなどの亀甲織が多数、展示販売されました。

筆入れ、名刺入れ、携帯電話ポーチ、バックなどの亀甲織が多数、展示販売されました。

亀の甲羅模様のような六角形の織り目が特徴です。

亀の甲羅模様のような六角形の織り目が特徴です。

あら、「いわてやま」でもおなじみの自家焙煎珈房のマスターではないですか!

あら、「いわてやま」でもおなじみの自家焙煎珈房のマスターではないですか!

自家焙煎珈房のマスターも出張販売にいらしてましたよ。どうりでロビーにコーヒーのいい香りが漂っていたわけですね。お疲れ様です。

さて、この町民劇場のあと、2月後半もイベントが続きます。

【雫石のわらしゃんど語り教室発表会】

2/21(日)14:00~15:00 入場無料 (しずくいし昔語り館)

町内の小学生がおばあちゃんたちから習った「昔語り」を披露します。

お問い合せ)しずくいし昔語り館 ℡019-656-9025

【雫石の昔ばなしを聞く会その5】

2/27(土)13:30~16:00 入場無料 (南畑コテージ村管理センター)

「雫石昔っこ語り隊」メンバーや上記の小学生たちが「昔語り」をします。温泉の無料開放もあります。前日までにご予約ください。

お問い合せ)NPO法人しずくいしいきいき・暮らしネットワーク ℡019-691-1800

 

寒い日がまだまだ続きますが、イベント盛りだくさんですので、ぜひお楽しみください☆

コメント / トラックバック2件

  1. azu より:

    町民劇場とっても面白かったです(^v^)
    普段の方々からは想像できない演技力でした!

  2. まるゆ より:

    azu様
    コメントありがとうございます。
    キャストの皆さんは、長い期間、練習を重ねてずいぶん頑張っていました。
    大道具さんも、寒い倉庫の中で背景になる男助山などを描いたりして、とてもたいへんだったそうです。
    それでも観客の皆さんの喜ぶ顔が見たくて頑張っているのでしょうね。
    お客さんもたくさんの拍手を送っていらっしゃいました。

コメントをどうぞ