黒千石大豆、米、南部小麦などを中心に栽培するわかふじ農産。豊かな自然環境を生かし、減農薬・有機肥料で美味しい農産品づくりに励んでいます。
収穫物は農協出荷もしているそうですが、5年前の発足以来、力を注いでるのが、町内食品加工場と提携して行っている加工品づくり。
「素材の良さをいかに伝えるかということを考えたら、こちらで食べ方をご提案させていただくということになったんですよ」と語るのは、わかふじ農産の取締役・藤原和也さん。「野良仕事が自分には一番!」と語る真っ黒に日焼けした農業のスペシャリストです。
現在、わかふじ農産から加工販売しているのは、黒千石大豆を使った味噌、醤油をはじめ、南部小麦を使った乾麺などです。
「黒千石大豆は、岩手の在来種で小粒の黒豆で、馬や牛に食べさせていたという歴史を持っています。大粒で収量の多い大豆に押されて滅びる寸前だったんですが、何とか種を確保して栽培に踏み切りました。小粒ですが旨味が濃いのが特徴。栄養価も高いようですし、可能性のある品種じゃないかな」と笑顔で教えてくれました。

また、天塩をかけて育てた「あきたこまち」については、注文が確定してから精米し、即出荷するという手間のかけよう。米は精米直後が一番旨いという信念を守っています。
「さて、圃場に行かねば。黒千石の草取りがあるんだよね」とトラクターに向かった藤原さん。雫石の滋味にあふれた農産品を生み出すため土に根差した生活を続けています。































